フィデア HD (Fidea Holdings)
#JapanFG#regional-bank#tohoku
目次
ウィキ上の位置づけ
この項目は 地方銀行 配下に位置する。比較・対照の文脈では じもとホールディングス (JIMOTO HD)、制度全体と規制境界の文脈では 銀行・政策 とあわせて読む。
要約
山形 + 秋田を地盤とする中堅地銀 FG。2009-10-01 荘内銀行(山形県地盤)+ 北都銀行(秋田県地盤)の共同株式移転により発足し、東日本初の県境を越えた地銀統合事例として注目された。2026-05-21 現在の wiki 境界 では、shonai-bank と hokuto-bank が 運営銀行、tohoku-bank は 2022-02 に経営統合基本合意が解除された別会社として扱う。北都銀行公式 プロフィール は、北都銀行と荘内銀行が 2027-01 に合併し「フィデア銀行」として発足する予定を示している。社名 Fidea = ラテン語「信頼(fides)」+「理念(idea)」の造語。
1. 会社概要
正式名:株式会社フィデアホールディングス 英名:Fidea Holdings, Inc. 証券コード:東証 PRIME 8713 設立:2009-10-01(荘内銀行 + 北都銀行 共同株式移転による持株会社設立) 社名由来:ラテン語 fides(信頼)+ idea(理念)の合成
主要子会社・持分
フィデア HD(持株会社・上場 8713)
├── 荘内銀行(100%)── 山形県地盤コア / 2027-01 フィデア銀行へ合併予定
│ └── 1878 第六十七国立銀行創業 → 1941 荘内銀行 改称
├── 北都銀行(100%)── 秋田県地盤コア / 2027-01 フィデア銀行へ合併予定
│ └── 1895 第四十八国立銀行系 → 北都銀行
├── フィデア情報システム ── グループ IT 統括
├── フィデアカード ── グループクレカ
└── 荘内 / 北都 各キャピタル等 ── 地域投資・コンサル系
東北銀行との経営統合基本合意は 2022-02 に解除済み。東北銀行は別ページ [[regional-banks/tohoku-bank]] で扱う。
合併歴史・前身
- 旧 荘内銀行:1878 第六十七国立銀行 創業(庄内藩士族系資本、鶴岡)→ 1941 荘内銀行 改称。山形県庄内地方を地盤に拡大、戦後は県全域へ展開
- 旧 北都銀行:1895 第四十八国立銀行 系として創業 → 戦中・戦後の地銀再編を経て 北都銀行 へ。秋田県を地盤、米作・酒造系融資が伝統
- フィデア HD 発足(2009-10-01):山形・秋田両県の人口減少と地銀収益低下を背景に、東日本初の県境越え地銀統合として共同株式移転で発足
- 東北銀行との基本合意解除(2022-02):2021 年に経営統合協議が公表されたが、2022-02 に基本合意を解除。以後、東北銀行は Fidea 運営銀行 ではない。
- フィデア銀行 予定合併(2027-01 予定):北都銀行公式 プロフィール では、北都銀行と荘内銀行が 2027-01 に合併し「フィデア銀行」として発足する予定が示されている。
重要年表
| 年月 | 事象 |
|---|---|
| 1878 | 第六十七国立銀行 創業(荘内銀行前身) |
| 1895 | 第四十八国立銀行 系創業(北都銀行前身) |
| 1941 | 荘内銀行 改称 |
| 2009-10-01 | フィデア HD 発足(荘内銀行 + 北都銀行 共同株式移転) |
| 2017〜 | 「東北おうえん私募債」開始、地方創生プロジェクト推進 |
| 2022-04 | 東証市場区分見直し → 東証 PRIME |
| 2024 | 中期経営計画策定 |
| 2021-07 | 東北銀行との経営統合に関する基本合意を公表 |
| 2022-02 | 東北銀行との経営統合基本合意を解除 |
| 2027-01(予定) | 荘内銀行 + 北都銀行が合併し「フィデア銀行」発足予定 |
2. 事業セグメント・マップ
| セグメント | 主要事業者 | 特徴 |
|---|---|---|
| 地盤コア(山形) | 荘内銀行 | 庄内地方(鶴岡・酒田)+ 内陸(山形・米沢)、米作・果樹(さくらんぼ)金融に強み |
| 地盤コア(秋田) | 北都銀行 | 秋田県内全域、米作・酒造・木材業金融 |
| 予定される銀行合併 | フィデア銀行 | 2027-01 予定の荘内銀行 + 北都銀行 合併ウォッチ |
| 法人融資 | 荘内銀・北都銀 | 地場中小企業 + 地方創生(観光・農業 6 次化) |
| 私募債 | フィデア HD グループ | 「東北おうえん私募債」(2017〜) で地域企業資金調達支援 |
| 個人 retail | 荘内銀・北都銀 | 住宅ローン、年金口座、地方富裕層資産運用 |
| 証券 / リース / カード | グループ子会社 | 地銀 FG 標準ラインナップ |
北東北広域連合戦略
- 山形 + 秋田の 2 県広域化を継続し、2027-01 予定合併 で荘内銀行と北都銀行を「フィデア銀行」へ一体化する方針。
- 隣接 proCRD-hd(青森プロクレア HD = 青森銀行 + みちのく銀行)と類似のモデル:人口減少県の経営統合主導
- 競合・代替: 七十七銀行(宮城)、岩手銀行(岩手第一地銀)、山形銀行、秋田銀行 等の単独行と、ゆうちょ・農協系
産業金融特化
- 米作・果樹(さくらんぼ・ぶどう)・水産業の伝統産業金融
- 「東北おうえん私募債」(2017〜):地方創生プロジェクト連動、地域企業の資金調達支援 + ブランディング両立
- 観光・農業 6 次化・再生可能エネルギー融資(東北沿岸の風力発電など)への展開
競合構造
- メガバンク(mufg・smfg・mizuho-fg):県内法人 メインバンク 取り合いは限定的、むしろ補完関係
- ゆうちょ(yucho):個人預金で競合
- 県内単独地銀(山形銀行・秋田銀行・岩手銀行):直接競合、ただし統合により規模差拡大
4. 規制・政策 ^[extracted/inferred]
- 主管: 金融庁(FSA)東北財務局
- 地銀再編政策: 2020〜独占禁止法特例法(地銀統合の独禁法適用除外)で県内シェア集中を一定条件で容認。Fidea 事例 は東北銀行 組み込み ではなく、まず荘内 + 北都の一体化 注視対象 として追う。
- 持株会社規制: 銀行法 第 52 条の 17
- 直近政策論点:
- 2024〜 日銀政策金利正常化 → 地銀預貸金利マージン改善
- 人口減少地域での店舗網最適化と DX 投資
- 地方創生・再生可能エネルギー金融
関連項目
- shonai-bank · hokuto-bank · tohoku-bank
- hokuhoku-fg · proCRD-hd · mebuki-fg · concordia-fg · 第四北越 FG
- mufg · smfg · mizuho-fg · yucho
出典
- Wikipedia: フィデアホールディングス(https://ja.wikipedia.org/wiki/フィデアホールディングス, 2026-05-19 抽出)
- Wikipedia: 荘内銀行(2026-05-19 抽出)
- Wikipedia: 北都銀行(2026-05-19 抽出)
- 北都銀行 会社情報(https://www.hokutobank.co.jp/プロフィール/, 2026-05-21 抽出)
- 荘内銀行 会社概要(https://www.shonai.co.jp/プロフィール/corporate_info/, 2026-05-21 抽出)
- フィデアHD / 東北銀行 経営統合基本合意解除 リリース(https://www.hokutobank.co.jp/news/pdf/20220210-1.pdf)
[!info] 校核状态 信頼度: likely(2026-05-21 境界修正)。東北銀行の予定統合は 2022-02 解除済みとして修正。2027-01 予定の「フィデア銀行」は北都銀行・荘内銀行公式情報ベースであり、最終合併効力発生日・システム統合・ブランド運用は要追跡。